高性能な新しいルーターを買ったけど古いルーターなんていらない!!って思う人もいるかも知れませんが、捨てる前にチェックすると良い項目があります。
それは、WDS機能(中継機能)搭載のルーターかどうかです。
WDS機能とは、ルーターからルーターに電波を飛ばして、より遠くまでWiFiを届かせる機能です。
使用目的の一例として、一階に設置したルーターの電波が2階まで届かなかったり、よく切れてしまったりするなどの問題を防ぐために使います。
中継を目的とした、下のような中継機という専用の機種もありますが、買うのももったいないですし、使えるものなら使ったほうが環境にも優しいですよね。
TP-Link WIFI 無線LAN 中継器 11ac/n/a/g/b 433+300Mbps 11ac対応 3年保証 RE200 [Personal Computers]
TP-LINK
2016-05-24
10年ぐらい前の古いルーターや安いルーターだと、特定機種としか中継できなかったり、そもそも搭載していない可能性がありますが、4~5年前のものなら対応してる可能性があります。
例えば、TPLINKのArcherC7という機種では、「WDSブリッジングを有効にする」という項目が中継機能に当たります。
NECのWG1200HPでは、側面にあるスイッチを「CNV」にしてらくらくスタートを長押ししながら電源を入れて「http://192.168.1.245/」にアクセスすることで子機モードとして設定できます。
いずれも親機となるルーターのSSID(Wifiの名前)とパスワードを入力することで登録できますが、機種によってはややこしいので時は金なりと思う方は中継機を購入したほうが早いです。
設定すると便利なこと
設定する際に、親機(新しいルーター)と子機(中継機にしたルーター)のSSIDがズレてしまうことがあります。そのまま使っても問題はありませんが、子機のSSIDとパスワードを親機と同じものに変更することにより、同じパスワードでWIFIが使えるようになります。
更に、WiFiを使うスマホなど端末が対応している機種の場合、自動的に強い方のルーターへ接続を切り替える事もできるので非常に便利です。この機能は最近流行りのメッシュWiFiと同じなのでぜひ設定しましょう。
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