今回は台湾のBenQというメーカーのVA型パネル採用の23.8型モニター「GW2470H」についてレビューしていきます。

今はEIZO(元ナナオ)のIPSディスプレイ「FORIS FS2434」を使用しているのですが、画面サイズ的に情報量が収まりきらないと思ったためデュアルディスプレイの環境を作ろうと思い購入しました。今まではTN型とIPS型のディスプレイは使ったことがありましたがVA型は初めて使用するのでワクワクしながら届くのを待ちました。


20170319_070010137_iOS
届いたときから箱に凹みや穴があるので中身が心配になりました。


20170319_070230540_iOS

どうやら画面は無事のようです。

中身
・ディスプレイ
・台座
・台座と本体つなぐ首の部分
・電源ケーブル
・D-subケーブル1.5m
・hdmiケーブル1.5m
・説明書




スペック
  • 23.8インチフルHD(1920x1080)
  • ノングレア(非光沢)
  • VAパネル
  • 1677万色表示可能
  • コントラスト比2000万:1
  • 16ms:4ms(GtoG)AMA搭載
  • 消費電力27.3W
  • フリッカーフリー
  • 垂直角度調節機能
  • ブルーライトカット
  • VESAマウント可能
  • カラーマネジメント機能
  • 音声出力端子
  • hdmi x2、d-sub x1
  • 4kg

見る限り「画像、映像出力特化」な性能です。


20170319_070345137_iOS
本体下からの写真です。
hdmi x2、d-sub x1 ヘッドホン出力 x1


古いパソコンにはd-subが、今時のパソコンにはhdmiが搭載されているので大体の場合問題ないと思いますが、dvi接続やdisplay portがついていないのでそこのところの気をつけて購入すべきです。今は変換アダプタが安く売っているのでそこまで気をつける必要はありませんが...


今回はディスプレイアームを使用し、hdmiケーブルも2mのものを使用するのでディスプレイと電源以外は全部箱にしまいます。ほとんど付属品を使わなかったのでもったいないです。


さっさと画面をアームにつけてVAパネルの底力を見せてもらうことにしました。VAパネルの特徴は高いコントラストと美しい黒が表現できるところらしい。ただし視野角が狭く反応速度が遅いそうです。IPSパネルは黒い画面でもバックライトから光が漏れるせいで黒っぽい色は苦手みたいです。コントラストもVAと比べると良くないですが視野角が最も広く、色度変移も少ないためiPhoneなどのスマホや高級なテレビとかにも使われているみたいです。


使ってみた感想

とりあえず暗いところで黒を表示させたら違いがわかるだろうとやってみました。


20170319_112802714_iOS

20170319_095930203_iOS

左がBenQ「GW2470H」、右がEIZO「FORIS FS2434」です。

一応どちらも黒い画面を輝度0で表示させています。
カメラが悪いのか裸眼ではどちらも黒にしか見えないのですが画面の向きやカメラの角度でEIZOのIPSパネルのバックライトが見えたり見えなかったり...。VA型のBenQ「GW2470H」は安定して黒っぽい色をしています。

EIZOは日本のディスプレイメーカーの中でもトップレベルの品質で自分も愛用していますが、IPS型ではさすがにVA型の「黒さ」に勝てなかったようです。これは方式の違いなので仕方がないですね。

他の視野角や画面の綺麗さですが、FS2434と比べて意外と善戦している感があり、悪いとは思わなかったので写真にも撮りませんでした。発色が豊かなのはBenQ(明るすぎるというわけではない)、落ち着いているのはEIZOみたいな感じです。

5/14追記:需要がありそうなので比較画像撮りました。写真は比較しやすくするため背景を消しています。

BenQ 23.8型モニター「GW2470H」fdas

EIZO「FORIS FS2434」
fasd

どちらも標準設定。買った時そのままの設定です。カメラを通すと違いがよくわからないのでコレばかりは実物を見たほうが良いかと思います。


残念な点
GtoGをオンオフどちらにしても残像か遅延が発生する。高速スクロール対応マウスのようななめらかなスクロールをするマウスを使うと文字が残像みたいになりがち。特に黒文字でよく発生するのが欠点ですね。(とはいえ使っていると気にならなくなる。)
良い点
・予想以上に画面が綺麗
黒が美しい
・ボタンの設定が操作しやすく日本語対応
ブルーライトカット機能などプリセットされた画面設定が豊富
安い

総評価
VA型パネルは画面の綺麗さにスペックを全振りしているのでゲームや画面表示を忙しく変える操作には向かないです。しかし、画像編集や動画の閲覧など画質を要求される動作にはとても相性がいいと思いました。実際動画見ても残像は気になりません。

BenQのモニターのレビューなのに方式の違いばかりに着目してしまいましたが、実際に方式の違い以外の問題を見つけられないぐらいに完成度の高い製品だと思いました。BenQといえば安いからと馬鹿にされることもあるようですが、値段は手頃で、画面自体の性能もソフトウェア的な機能も豊富なのでおすすめできます。

↓比較に使ったディスプレイの新型です。多機能でコレ一つあればなんでもできます。画質もとても良いです。



おまけ
20170322_140849776_iOS
やっぱりあった誤字。フォントがしっかりしていたので感心していましたが

「ウェブサーフイソ」


日本語は難しいですね。



こちらの記事もどうぞBenQ起動画面の設定方法


スポンサーリンク